このサイトでは、皆様の閲覧体験からサイトの改善を目指すことを目的としてCookieの使用に同意いただくことをお願いしております。
このサイトを継続して使用されることにより、Cookieの使用を受け入れて頂いたことになります。
詳しくは、私たちが設定している個人情報保護方針をご覧ください。
Close

FIB回路修正

材料分析

液中ナノ材料分析 K-kit

お申込みフォーム

ダウンロード

中古機械

MA-tek FTP

サステナビリティレポート 本文一括ダウンロード

マイクロ&ナノバイオメディカル

 

 MA-tekは、ウイルス、ワクチン、ナノ製剤などのさまざまなタイプのナノ医療のサンプルに適した試料調製方法(真空乾燥、ネガティブ染色、クライオ、液体(K-kit)、ウルトラミクロトームなど)を用いて、 物理化学的パラメータの包括的な情報を得ることができます。

 

 

    液中での直接観察

 

   

   高度な試料前処理技術

  

・K-kit:液体試料を封入し、液中のナノ粒子を直接TEM観察できる

    マイクロチップホルダー

・PLGA:乳酸・グリコール酸共重合体

・Resovist®:酸化鉄ナノ粒子系MRI造影剤(フェルカルボトラン)

・MSNs: メソポーラスシリカナノ粒子

 

 

 TEM画像解析 

  ナノ製剤|左図は細胞内の金ナノ粒子の分布、右図はナノ粒子の形態

 

 

  ワクチン|左図はウイルス粒子の形態、右図はアジュバント

 

 

アプリケーション 

ドキソルビシン封入リポソーム 
ドキソルビシンを封入したリポソームの画像(初期状態) 

    

   クライオTEM                                       UAネガティブ染色

 

 

  37℃、2時間の超音波処理により、リポソームを破砕 (放出状態)  

 

 

  クライオTEM像より、リポソームのサイズを計測し、サイズ分布を求めました。

   カウント数:初期状態:403個、放出状態:225個

  

 

 

CMPスラリー中の研磨剤のNOAAs 

K-kit は、CMPスラリー原液中の一次粒子および二次粒子の特性評価に使用できます。

 

 

液中のNOAAの動的観察

 

 水中のケイ酸塩ナノ粒子の動的観察

 


 

    様々な媒体下のポリスチレンビーズの動的観察

 

 

  ナノ材料・化学品 

     

 水中のカーボンナノチューブ (MWCNT)  NMP溶液中のAl2O3ナノ粒子

   

 

  プリンターインクの顔料ナノ粒子  

  

 

  生体試料とナノ医薬品  

    

 大腸菌のヌクレオイド                        液中の膠原線維束 

 

     

   血小板由来の細胞外小胞                   アブラキサン®製剤(パクリタキセル)

                  生理食塩液     

   

     

  PBS中のAuroVist®の金ナノ粒子       ネガティブ染色を施したリポソーム

  

  

ラット血液中の金ナノ粒子(AuNP)

 

  

K-kitを用いると血液中のナノ粒子を直接観察することができます。

K-kitのチャネルを前処理なしで全血サンプルに接触させるだけで、

毛細管効果により血清がチャネルにローディングされます。

( Anal. Chem. 2012, 84: 6312 -6316 )

 

画像を基にした粒子濃度の統計分析(K-kitとICP-MSの比較)

 

    画像に基づく血液中のAuNPの強凝集および弱凝集の統計解析

    

 水溶液中のミセル 

 ミセルまたはミセラは、液体コロイド中に分散した界面活性剤分子の凝集体

(または超 分子集合体)です。水溶液中の典型的なミセルは、親水基

囲の溶媒と接触し、疎水基がミセル中心に隔離された凝集体を形成します。 

 

  K-kitは、粒子の形態、サイズ、粒度分布

  を画像化することにより、液体中のミセル

  粒子の特性評価に使用できます。 

  

K-kitを用いた液中ミセルの測定結果を、従来のCuグリッドを用いた方法(乾燥状態)と比較しました。

・試料:粒径30~50nm程度のミセル溶液

・K-kit:Gap0.2um/SiN100nm ウエットモード

・TEM:Hitachi HT7700 @100KV

  

    

  K-kit ( x 10K)                                          Cuグリッド ( x 10K)

 

K-kitでは、30nm程度の大きさの単一ミセルが均一に広がっており、塊状のものはごくわずかしか見られません。K-kitを用いることで、強凝集体や弱凝集体となるような乾燥の影響を受けることなく、液体中のミセル粒子を特徴付けることができます。

  

    

  K-kit ( x 20K)                                         Cuグリッド ( x 20K)

  

Cuグリッド上では、乾燥の影響によりミセルのほとんどが凝集し、ごくわずかな単一ミセルが散在しているだけでした。

 

Cuグリッド上で観察された単一ミセルのサイズは、乾燥によって構造が崩壊したため、K-kit上のミセルよりもはるかに小さく、10nm前後でした。

 

 

MA-tekは、国際的な規制ガイダンスと国際基準に従って、ナノバイオメディカル特性評価/分析に関する専門的で高品質なサービスを提供しています。